【2023年】ネット証券のおすすめランキング!口座開設数や口コミを徹底比較

ネット証券は、スマホで口座開設から株の売買までできる手軽さで今人気を集めています。

総合証券よりも手数料が安い、ポイントで少額から投資できるなど、気軽に始められると評判で、総合証券に変わって口座開設数が非常に伸びています。

ただ、ネット証券は数多くあり、証券会社によって手数料やサービスが異なるため、どの証券会社を選べばいいかわからないという方も多いと思います。

そこで、実際にネット証券の口座開設数を調べて、どの証券会社が人気なのかを比較しました。

2023年3月末時点の口座開設数の多い5社をランキング形式で紹介します。

また、口座開設数は多くなくても、独自のサービスに強みを持っているネット証券もあるので、特徴的なネット証券も合わせて紹介します。

人気のネット証券を選んでもいいし、自身の予算やライフスタイルに合わせて投資ができるネット証券を探すのもおすすめです。

目次

ネット証券の口座開設数ランキング

2021年3月末時点の主要ネット証券の口座開設数

1位 : SBI証券

SBI証券トップページ

SBI証券は、口座開設数600万突破(2021年3月末時点)の人気NO.1ネット証券です。

取引手数料は現物取引、信用取引ともに業界でも安値で取引でき、取引ツールである「HYPER SBI」も使いやすいと評判です。

また、ネット証券ですがIPOの数も多く、当選する可能性も高いので、口座開設して損することはありません。

取引手数料

取引手数料は、取引金額や取引方法によって異なります。

外国株式や、投資信託、先物・オプション取引など、取引商品によっても手数料は異なりますが、ここでは、国内株式の取引手数料(インターネットコース)を紹介します。

現物スタンダードプラン

1注文の約定代金手数料
5万円まで55円
10万円まで99円
20万円まで115円
50万円まで275円
100万円まで535円
150円まで640円
3,000万円まで1,013円
3,000万円以上1,070円

信用取引スタンダードプラン

1注文の約定代金手数料
10万円まで99円
20万円まで148円
50万円まで198円
50万円超385円

現物取引アクティブプラン

1日の約定代金の合計手数料
50万円まで0円
100万円まで0円
200万円まで1,278円
200万円超100万円増加ごとに400円(税込み440円)ずつ増加

信用取引アクティブプラン

1日の約定代金手数料
100万円まで0円
200万円まで964円
以降100万円増加ごとに440円ずつ増加

スタンダードプランとアクティブプランの二つのプランがあり、それぞれ手数料は異なるので、自身の投資スタイルの場合はどのプランが一番お得になるかをきちんと確認しておきましょう。

取引ツール

パソコン

  • HYPER SBI

スマートフォン

  • 「SBI証券 株」アプリ
  • かんたん積立 アプリ
  • HYPER FX アプリ
  • HYPER 先物・オプション アプリ
  • 取引所CFD アプリ くりっく株365
  • SBI証券 米国株 アプリ

WEBサイト

  • 国内株式向けスマートフォンサイト
  • 投資信託向けスマートフォンサイト
  • iDeCo向けスマートフォンサイト

SBI証券の取引ツールは、PCツールの「HYPER SBI」をはじめ、スマートフォンの株アプリなどとても充実しています。なかでも「米国株アプリ」は、SBI証券にしかない、米国のマーケット情報や株価がわかる専用アプリで、米国株の取引をしたい方におすすめです。

取り扱い商品

  • 国内株式(現物・信用)・IPO・REIT・ETF
  • 海外株式(米国、中国、韓国、ベトナム、シンガポールなど)・海外ETF
  • 投資信託
  • 債権(円貨建債権、外貨建債権)
  • FX
  • 先物・オプション取引
  • CFD・eワラント
  • 金・銀・プラチナ取引
  • NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA
  • iDeCo

SBI証券は取り扱い商品が豊富で、利用者の多い国内株式、投資信託、NISA、iDecoだけでなく、米国株式などの海外株式も多数購入でき、国内株式で人気のIPOの取り扱い数もネット証券で一番多いなど、幅広い商品から選ぶことができるのが魅力です。

SBI証券の口コミ

POの数が圧倒的に多いのでSBI証券にしました。ネット証券は手数料が安くていいのですが、IPOの取り扱いがほとんどありません。ですが、SBI証券は主幹事案件も多いし、そうでない案件も抽選に応募できるので、IPOの抽選はSBIでしています。

SBI証券は手数料の安さが魅力的です。あまり高額な取引はしないのですが、アクティブプランなら1日100万円までの売買手数料が0円なので、手数料を負担することなく株が買えるのでSBI証券を選びました。

NISA口座の開設にSBI証券を選びました。SBI証券にあるひふみ投信に興味があったのでSBIにしました。NISAの手数料がノーロードで、ひふみ以外にもS&P 500に連動した投信など、リターンを狙える商品が多いのも興味がありました。

2位 : 楽天証券

楽天証券トップページ

口座開設数第2位は楽天証券です。

楽天市場、楽天銀行、楽天カードなど、様々なサービスを展開している楽天グループの証券会社で、楽天ポイントを活用した投資や、投資信託を楽天カードで決済することでさらに楽天ポイントを貯めることができるなど、楽天ポイントを利用しているユーザーには一番おすすめできる証券会社です。

楽天ポイントを使っていないという方でも、安い手数料、使い勝手のいい取引ツール「Maket Speed2」など魅力的なサービスが多く人気の証券会社です。

取引手数料

現物取引 超割コース

取引金額手数料
5万円まで55円(税込)
10万円まで99円(税込)
20万円まで115円(税込)
50万円まで275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超1,070円(税込)

信用取引 超割コース

取引金額手数料
10万円まで99円(税込)
20万円まで148円(税込)
50万円まで198円(税込)
50万円超385円(税込)

いちにち定額コース

1日の取引金額の合計手数料
100万円まで0円
200万円まで2,200円(税込)
300万円まで3,300円(税込)
以降100万円増えるごとに1,100円(税込)追加
※いちにち定額コースの取引金額は現物取引と信用取引を合算して計算

楽天証券の手数料は「超割コース」「いちにち定額コース」で金額が異なります。長期保有メインの場合で、100万円以下の取引の場合は「いちにち定額コース」、デイトレードメインでの信用取引でなんども高額の取引をする場合は「超割コース」のように、自身の取引金額がどれくらいになるか計算して、お得になるコースを選ぶようにしましょう。

取引ツール

パソコン

  • Market Speed2
  • Market Speed FX
  • 楽天MT4

スマートフォン

  • i SPEED
  • i SPEED FX
  • i SPEED 先物OP

楽天証券の一番のおすすめポイントは、取引ツールである「Market Speed2」です。多機能で銘柄の分析や監視がしやすく、注文も「エクスプレス注文」によって素早くできるので、デイトレードにもおすすめです。スマホアプリの「i SPEED」も、楽天証券の口座を開設しておくと無料で利用できるので、ぜひ活用しましょう。

取り扱い商品

  • 国内株式(現物・信用)・IPO・国内ETF・株主優待・配当
  • 外国株式・海外ETF・中国株式・アセアン株式
  • 投資信託
  • NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA
  • FX
  • CFD
  • バイナリーオプション
  • iDeCo

楽天証券は国内株式だけでなく、米国や中国、アセアンの株式も購入することができるので、海外株に興味がある人におすすめです。また、楽天証券を選ぶ大きなメリットとして、投資信託を楽天カードで決済して積立することで、ポイントが貯まり、貯まったポイントをさらに投資に回すことができます。NISA口座を開設しようとしている人にもおすすめの証券会社です。

楽天証券の口コミ

つみたてNISAをするのに楽天証券なら楽天カードで積立ができると聞いて開設しました。
楽天ポイントが貯まるし、そのポイントを積立に回せるのが便利です。

NISA口座を開設しようと思った時に、知り合いに楽天・バンガード・ファンドがいいよと言われ、楽天証券で購入できると知ったので楽天証券にしました。

楽天ポイントが貯まるので楽天証券で口座を作りました。
日頃から楽天市場や楽天トラベルを利用しているし、楽天カードを使っているので楽天ポイントが利用できるのはとてもお得だと思います。

3位 : マネックス証券

マネックス証券トップページ

マネックス証券は、株式投資だけでなく、暗号資産交換業者であるコインチェックを子会社化し、ビットコインなどの暗号資産の投資にも力を入れている証券会社です。

国内株式、海外株式だけでなく、今後暗号資産の投資も始めたいと考えている方におすすめです。

また、マネックス証券は取引ツールが豊富で、銘柄スカウターや、チャートフォリオなどを活用することで、企業分析がしやすいのも人気の理由です。

取引手数料

取引毎手数料(現物)

約定金額手数料(税込)
10万円以下110円
10万円~20万円以下198円
20万円~30万円以下275円
30万円~40万円以下385円
40万円~50万円以下495円
50万円~100万円以下・成行 1,100円
・指値 1,650円
100万円~・成行 約定金額の0.11%
・指値 約定金額の0.165%

取引毎手数料(信用)

約定金額手数料(税込)
10万円以下99円
10万円~20万円以下148円
20万円~50万円以下198円
50万円~100万円以下385円
100万円~150万円以下660円
150万円~200万円以下880円
200万円~1,100円

一日定額手数料

1日あたりの約定金額手数料(税込)
100万円以下550円
100万円~100万円超は約定金額300万円毎に2,750円

マネックス証券はSBI証券や楽天証券と比べると手数料は高めです。デイトレードで一日に何度も取引する場合は手数料の負担が大きくなるので現物で長期保有がメインという方や、暗号通貨投資をしたいという方でなければ他の手数料が安い証券口座を選んだ方がいいでしょう。

取引ツール

パソコン

  • マネックストレーダー
  • マネックストレーダー FX
  • 銘柄スカウター
  • マルチボード500
  • フル板情報ツール
  • チャートフォリオ
  • マーケットボード
  • マーケットライダー/マーケットライダープレミアム
  • MONEX VISION
  • ferci(フェルシー)

スマートフォン

  • マネックストレーダー 株式
  • マネックストレーダー 先物
  • マネックストレーダー FX
  • マネックス証券 アプリ
  • MONEX TRADER CRYPTO
  • ferci(フェルシー)

マネックス証券は取引ツールがとても豊富です。また、暗号通貨の取引ができるアプリ「MONEX TRADER CRYPTO」や、投資SNSで1株から投資できるアプリ「ferci」など、マネックス独自のサービスもあるので、ビットコインに興味がある方や、1株からの少額投資に興味がある方はマネックス証券の口座を開設しておくとよいでしょう。

取り扱い商品

  • 国内株式取引(現物・信用)・ETF・IPO
  • 米国株
  • 投資信託・投信積立
  • NISA
  • iDeCo
  • 暗号資産CFD
  • 債権
  • ON COMPASS

マネックス証券の口コミ

仮想通貨に興味があったのですが、マネックス証券なら仮想通貨の売買もアプリでできると聞いて、マネックスを選びました

知人がマネックス証券をずっと使っていると言って勧められたのでマネックスにしました。使っていて特に不自由はありませんが、手数料が少し高いかなという印象です。

米国株の売買をしたくて、米国株ならマネックスがいいという口コミを見てマネックス証券にしました。購入できる銘柄が多く満足しています。

4位 : 松井証券

松井証券トップページ

松井証券は、手数料が安く、「一日信用取引」や「プレミアム空売り」など独自のサービスが豊富で、デイトレードをメインとしている人に支持されているネット証券です。

YOUTUBEで資産運用について学べる動画を配信していたり、25歳以下の方の株式取引の手数料を無料にしたりと、次々と新しいことにチャレンジしていますが、創業100年を超える実績をもつ老舗証券会社なので、安心して利用することができます。

取引手数料

現物取引

一日の約定代金合計手数料(税込)
50万円まで0円
100万円まで1,100円
200万円まで2,200円
200万円〜100万円増えるごとに1,100円加算
1億円超110,000円(上限)

信用取引

一日の約定代金合計手数料(税込)
50万円まで0円
100万円まで1,100円
200万円まで2,200円
200万円〜100万円増えるごとに1,100円加算
1億円超110,000円(上限)
  • 無期限信用取引における「日計り取引の片道手数料」が0円
  • 無期限信用取引における「保有期間6か月超の返済手数料」が0円
  • 短期信用取引における「日計り取引の片道手数料」が0円
  • 25歳以下(未成年を含む)の取引手数料は無料

1日の約定代金の合計が50万円までは手数料が無料なので、少額の取引から始める人は手数料がかからずお得です。また、25歳以下は手数料がかからないので、投資を始めやすく初心者の方にぴったりです。他にも、信用取引の片道手数料が無料になるなど、デイトレードをする歳の手数料が低く抑えられるのも魅力的です。

取引ツール

  • 松井証券 株アプリ
  • 株 touch
  • ネットストック・ハイスピード
  • 株価ボード
  • 投信アプリ
  • QUICK情報
  • QUICKリサーチネット
  • テーマ投資ガイド
  • チャートフォリオ
  • アクティビスト追跡ツール
  • 松井FP~将来シミュレーター~

取り扱い商品

  • 国内株式(現物・信用)・IPO・立会外分売・PTS取引・ETF
  • 投資信託
  • NISA
  • iDeCo
  • FX
  • 先物・オプション取引

松井証券は一般的な株式取引や投資信託、先物取引を行うことができます。「海外株が強い」、「IPOが強い」などの目立った特徴はありません。国内株式の取引手数料に特化したネット証券と言えます。

松井証券の口コミ

現物の少額の取引手数料が無料なので優待銘柄を松井証券で買って保有しています。

松井証券の一日信用を利用しています。手数料がかからないのでデイトレーダーなら松井証券はかなり使えると思います。

プレミアム空売りをするために松井証券を使っています。松井証券でしか空売りできない銘柄があるのでデイトレード専用で使っています。

5位 : auカブコム証券

auカブコム証券トップページ

auカブコム証券は、カブドットコム証券から2019年に社名変更し、auカブコム証券となりました。au携帯のユーザーであれば手数料が1%安くなったり、KDDIの株式を保有すると保有数や保有期間に応じて現物株式取引手数料が15%引きになるなど、KDDIユーザーにとってはメリットの多いネット証券です。

また、カブドットコム証券時代からのユーザーも多く、信用取引の手数料が0円のためデイトレーダーを中心に昔から支持されている証券会社でもあります。

取引手数料

現物取引手数料

約定代金インターネット取引手数料(税込)
10万円以下99円
20万円以下198円
50万円以下275円
50万円超約定金額×0.099%+99円(上限:4,059円)

信用取引手数料

auカブコム証券の信用取引手数料は0円です。

信用取引で決済の際に、反対売買による決済を行なった場合も手数料は0円とお得です。

品受・品渡による決済を選んだ場合は、別途手数料がかかります。

品受・品渡金額品受・品渡の手数料(税込)
10万円以下99円
10万円超~20万円以下148円
20万円超~50万円以下198円
50万円超~60万円以下592円
60万円超~70万円以下691円
70万円超~80万円以下790円
80万円超~100万円以下836円
100万円超~200万円以下1,034円
200万円超~500万円以下1,210円
500万円超1,320円

auカブコム証券は信用取引手数料が0円と、信用取引で繰り返し売買を行うデイトレードをする方にはとてもお得なネット証券です。現物株式の取引手数料も安いので、とにかく手数料を安くしたい!という方や、au携帯ユーザーの方は手数料をかなり抑えて取引することができます。

取引ツール

  • kabuステーション
  • カブナビ
  • カブボード/カブボードフラッシュ
  • EVERチャート
  • kabuスコープ
  • kabuカルテ
  • auカブコム FX
  • シストレFXナビゲーター
  • auカブコム FX全自動取引「シグナルチャート」

auカブコム証券て株の取引をする場合、メインのツールはkabuステーションを使います。株ステーションはリアルタイムで株価やチャートを見ながら発注できるツールですが、最近板や歩み値が止まってしまう不具合があるようで、デイトレードを行う際に、決済が遅れてしまう可能性があるので、あまりおすすめできません。不具合が解消されれば、デイトレーダーにとってとても使いやすいツールです。

取り扱い商品

  • 国内株式(現物・信用)・貸株サービス・IPO・ETF
  • プチ株(単元未満株)
  • 株主優待
  • 投資信託
  • NISA/つみたてNISA/ジュニアNISA
  • iDeCo
  • FX
  • 先物・オプション取引
  • 債権(外国債権)
  • 外貨建てMMF
  • 取引所CDF(株365)

auカブコム証券は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引き受ける新規公開株の申し込みができるため、ネット証券の中でもIPOの取り扱いが多いです。IPOは初値が公募価格より上がることも多く、抽選なので、当たるまでどんどん応募しましょう。

主要ネット証券のQ&A

主要ネット証券の中で選ぶならどの証券会社がおすすめ?

特にこだわりがないなら、一番おすすめは口座開設数が一番多いSBI証券は開設しておくべきです。

ただ、楽天ポイントを貯めたい、楽天ポイントで投資をしたいなら楽天証券を開設した方がいいですし、デイトレードで1日になんども取引するならau株コム証券が信用取引手数料が0円なのでおすすめです。

ネット証券各社が提供している取引ツールも機能や操作性は違いますし、どの証券会社も口座開設と口座管理にお金はかからないので、興味がある証券会社は口座を開設して、取引ツールやサービスを使ってみて、自分にあったものを利用するのが確実です。

投資家の多くは、デイトレード用に松井証券と楽天証券、現物取引用にSBI証券とマネックス証券など、複数口座を管理しているケースが多いです。

デイトレードをするならどの証券会社がおすすめ?

デイトレードをするなら、SBI証券、楽天証券、松井証券がおすすめです。

SBI証券の「HYPER空売り」松井証券の「プレミアム空売り」、楽天証券の「いちにち信用」貸借銘柄でない銘柄の空売りができて、下落局面でも利益を狙うことができます。信用取引の手数料も安いので、この3社で取引ツールを比較して、使いやすい会社を選びましょう。

パソコンがないと株式投資はできませんか?

パソコンがなくても株式投資は可能です。ただ、リアルタイムでチャートや板を見ながら短期間で売買を繰り返すデイトレードは難しいかもしれません。銘柄分析はスマートフォンでもできますし、主要ネット証券会社はスマホアプリで発注もできるので、数日間保有するスイングトレードや、長期保有をメインで投資をしたい方はスマホ一つでも株式投資は可能です。

NISAにおすすめの証券口座はどれですか?

NISA口座はどの証券会社でも口座開設できますが、取り扱っている投資信託の商品数や手数料が違ったり、独自のポイントサービスでお得に投資ができたりなど、証券会社によってサービスが変わってきます。

NISAについては、「【2021年版】NISA口座のおすすめランキング!つみたてNISAの人気銘柄も紹介」でおすすめの証券会社や人気の銘柄を紹介しているのでこちらをご覧ください。

株主優待銘柄を購入するならどの証券会社がおすすめですか?

国内の株主優待銘柄を購入するのはどの証券会社でも可能ですが、手数料が証券会社ごとによって変わってくるので、株主優待銘柄を購入するなら、少額の手数料が安い証券会社がおすすめです。

松井証券なら1日の約定金額が50万円以下の現物取引が無料だったり、楽天証券やSBI証券は、プランによっては1日の約定代金が100万円以下の場合は手数料が無料になるので、これらの証券会社を選ぶと良いでしょう。

株主優待については、「株主優待を徹底解説!人気の優待銘柄やおすすめの証券会社も紹介」で詳しく紹介しているのでそちらをご覧ください。

証券口座は複数持っていたほうがいいですか?

証券会社によって強み・弱みが違うので、複数口座開設して使い分けたほうがメリットは大きいです。

例えば、普段のメイン口座はSBI証券や楽天証券など、手数料が安くツールが豊富な証券会社を利用して、米国株式を投資する時は、米国株の銘柄が豊富なマネックスを使用する。IPOは野村証券やみずほ証券などIPOの取り扱いが多い証券口座で応募するなど、使い分けることで利益を狙えるチャンスが増えるので、多少手間はかかりますが、いくつか証券口座は持っておくことをお勧めします。

学生におすすめのネット証券はどれですか?

学生が口座を開設するなら、「26歳未満の取引手数料が無料」のネット証券を選びましょう。

2021年の4月に、SBI証券が20〜25歳の方の現物取引手数料を全て無料(全額キャッシュバック)にしました。

それを追って、松井証券、岡三オンライン証券、DMM.com証券、auカブコム証券も25歳以下の取引手数料を無料としました。

松井証券以外の証券会社は、現物取引のみ全額キャッシュバックで実質無料というサービスですが、松井証券は、信用取引も含め、手数料が無料でかからないというサービスなので、学生が口座開設をするなら費用の面では松井証券が一番おすすめの証券会社です。

スクロールできます
証券会社対象となる取引詳細
SBI証券現物取引売買手数料全額キャッシュバック
松井証券・現物取引
信用取引
手数料が無料
auカブコム証券現物取引売買手数料全額キャッシュバック
DMM.com証券現物取引売買手数料全額キャッシュバック
岡三オンライン証券現物取引売買手数料全額キャッシュバック

少額投資・ポイント投資ができるネット証券

日本株は本来は100株単位でしか購入することができず、1銘柄購入するのにもある程度お金がないと投資できませんでした。

ですが、今は「1株投資」と言って、1株から購入できる単元未満株を扱う証券会社も増えてきて、より投資のハードルが下がってきています。

1株なら数百円から投資できるため、ポイントサービスと連動させて、普段の生活で貯まったポイントで投資ができるようになりました。

ここでは、ポイントで1株投資ができる証券会社を紹介します。

LINE証券

line証券トップページ

LINE証券は、LINEが提供している証券サービスで、スマホで1株数百円から投資を始められるという手軽さで人気です。

LINE PAYやLINEポイントにも対応しているので、LINE PAYで入出金したり、LINEポイントをつみたて投資に回したりと、LINEユーザーにはとても便利で使いやすいと評判で、サービス開始から1年半で50万口座を超えるスピードでユーザーを増やしています。

取引手数料

現物取引手数料

約定代金手数料(税込)
5万円まで99円
10万円まで176円
20万円まで198円
50万円まで484円
100万円まで869円
150万円まで1,056円
3,000万円まで1661円
3,000万円超1,771円

LINE証券は、現物取引手数料の買い手数料が0円で、売る時しか手数料が発生しないため、手数料が安いです。さらに信用取引は買いも売りも手数料がかかりません。スマホでの取引となるため、デイトレードより長期保有での投資となることが多いと思うので、手数料はあまり気にする必要はないかもしれませんが、手数料の負担が少なく投資できるのは嬉しいポイントです。

取り扱い商品

  • 国内株式(現物・信用)・いちかぶ(1株から売買)
  • FX/LINE FX PRO
  • 投資信託

LINE証券のおすすめポイントは、スマホでLINE PAYで貯まったポイントを「いちかぶ」で1株から投資をしたり、投資信託のつみたてを行える点です。毎日チャートを見てデイトレードをしたい方には機能が物足りないのでおすすめできません。FXに関してはPC版のツールの提供を開始したので、今後株取引もPC版のツールができればデイトレードにも対応するかもしれません。

キャンペーン

口座開設で最高3株分の購入代金がもらえる!

SBIネオモバイル証券

SBIネオモバイル証券トップページ

SBIネオモバイル証券は、Tポイントを活用して少額投資ができるネット証券です。

ファミリーマートなどで貯まったTポイントを使って1株500円から投資ができるという「ポイント投資」が人気です。

1週間後の日経平均が上がるか下がるかを予測して、当たった場合に購入金額が最大2倍になって返ってくる「ネオW」、一株から申し込みができる「ひとかぶIPO」など独自のサービスも提供しています。

ネット証券としては珍しく、口座管理費が月額220円(税込)かかるため注意が必要です。

取引手数料

月間の国内株式約定金額の合計月額サービス利用料(税込)
50万円まで220円
300万円1,100円
500万円3,300円
1,000万円5,500円
以降100万円ごとに1,100円が加算(上限なし)

売買する毎にかかる手数料はありませんが、月間の約定代金の合計金額に対して、月額のサービス利用料がかかります。一度も売買しなくても220円は最低でもかかるので、SBIネオモバイル証券の口座を開設したら、少額のポイント投資でもいいので毎月少しずつでも投資するように心がけましょう。

取り扱い商品

  • 国内株式(現物・信用)
  • ネオW
  • ひとかぶIPO
  • FX
  • iDeCo
  • Wealth Navi for ネオモバ

SBIネオモバイルは取り扱いサービスが少なく、国内株式の売買やひとかぶIPOの申し込みがメインの使い方になります。1週間後の日経平均が上がるか下がるかを賭けるネオWは、少額でできますがギャンブル性が高くあまりおすすめできません。全自動で資産運用してくれる Wealth Naviは、2021年5月現在で、パフォーマンスもかなり高い結果が出ているので、Wearlth Navi for ネオモバを利用して積立するのもおすすめです。

キャンペーン

Wearlth Navi for ネオモバ資産運用応援キャンペーンで最大5万円プレゼント!

大和証券 CONNECT

大和証券CONNECT公式HP画像

大和証券CONNECTは、大手総合証券会社である大和証券が提供する、スマホアプリで株取り引きができるネット証券です。

大手証券会社のサービスなので、IPOの取り扱いが多いなどの特徴があります。

単元未満株の取引ができる「ひな株」は1株から株を購入できるので、少額から株を始めてみたいという株初心者にも優しいネット証券です。

取引手数料

現物取引(単元株)

一律売買代金の0.033%(手数料上限660円)

ひな株(単元未満株)

約定価格に含まれている(最良気配値に0.5%加えた価格で約定)

信用取引

一律売買代金の0.033%(手数料上限330円)

大和証券CONNECTの取引手数料は、一律で割合が決まっていて、取引価格の0.033%の手数料が発生しますが、上限が低い点が注目です。

高額の売買をしても現物なら660円、信用取引なら330円しか手数料がかからないので、ネット証券の中でもかなり手数料が低い証券会社と言えます。

また、現物取引、信用取引それぞれで毎月10枚の手数料無料クーポンが配布され、約定10回分の手数料が無料になるため、短期間で頻繁に売買しない方であれば、手数料クーポンで無料で取引することができるようになっています。

取り扱い商品

  • 国内株式(現物・信用)
  • IPO
  • ひな株(単元未満株)
  • 投資信託
  • まいにち投信(つみたてNISA)

大和証券CONNECTは、大和証券が引き受けるIPOの申し込みができるためIPOの取り扱いが多いです。

また単元未満株やつみたてNISAの取り扱いもあるので、少額で株取引したり、NISAでつみたてするなど、株を始めてみようという初心者の方にぴったりのネット証券と言えます。

FXに強いネット証券

株式投資だけではなく、FXにも挑戦したいという方は、FXの取引ツールが充実している証券会社を選ぶことをおすすめします。

下記で紹介する証券会社はFX口座開設数が多く、FXで有名な会社なので、将来的にFX口座を開設することを考えている人は、こちらも合わせて確認しましょう。

DMM.com証券

dmm.com証券公式HP画像

DMM.com証券は、DMM FXが人気でFXの口座開設をする人が多いですが、株取引もすることができます。

手数料は業界最安値水準で、取引手数料の1%がDMMポイントとして還元されて、再投資に回すこともできるし出金して現金に変えることもできるのでとてもお得です。

主要ネット証券に負けないくらいスマホ・PC共に取引ツールが充実していて、デイトレードや企業分析もしやすく、PCツールはMacにインストールできる数少ないツールなので、普段PCはMacを使っているという方は、DMM.com証券ならMacに取引ツールを入れて株取引ができるのでとても便利です。

取引手数料

現物取引

約定代金取引手数料(税込)
5万円以下55円
10万円以下88円
20万円以下106円
50万円以下198円
100万円以下374円
150万円以下440円
300万円以下660円
300万円超880円
※NISA/ジュニアNISAは国内株式取引手数料が無料

信用取引(一般コース)

約定金額取引手数料(税込)
300万円以下88円
300万円超0円
※VIPコースは取引金額に関わらず0円

DMM.com証券の手数料は、現物取引、信用取引のどちらも主要ネット証券と比較しても安く、手数料負担の少ない証券会社です。また、25歳以下の方の国内株式取引手数料が実質無料化になるなど、若い世代のユーザー獲得に力を入れています。「実質無料化」というのは、かかった手数料が翌月にキャッシュバックとして返ってくる仕組みのため、売買直後は手数料が発生します。

キャッシュバックの仕組み
出典 : DMM.com証券

取引ツール

  • DMM株 PRO+
  • DMM株 STANDERD
  • DMM株 PRO
  • DMM株 プレミアムチャート

DMM.com証券の取引ツールの一番のポイントはMacに対応しているところです主要ネット証券のツールでも楽天証券のMarketSpeed2を除いてほとんどWindowsしか対応していませんが、DMM株 PRO+はMacでもチャート分析から注文まで行えるため、新しくWindowsのPCを用意しなくていいのは大きなメリットです。

取り扱い商品

  • 国内株式(現物・信用)・国内ETF・IPO
  • 米国株式
  • NISA/ジュニアNISA

取り扱い商品は多くなく、国内株式、米国株式の売買のみとなります。IPOの取り扱いも少ないので、当選は期待できません。

キャンペーン情報

抽選でキャッシュバック2000円&1ヶ月間国内株式取引手数料が無料!

GMOクリック証券

gmoクリック証券公式HP画像

GMOクリック証券は、FXの取引高が8年連続国内NO.1の実績があり、DMM.com証券と同じくFX口座としての知名度が高いですが、株取引も可能です。

手数料も安く、取引ツールも充実しているので使い勝手はいいです。FXやバイナリーオプションにも興味があるという方におすすめのネット証券です。

取引手数料

現物取引手数料(1約定ごとプラン)

約定代金取引手数料(税込)
10万円まで96円
20万円まで107円
50万円まで265円
100万円まで479円
150万円まで580円
3,000万円まで917円
3,000万円超977円

現物取引手数料(1日定額プラン)

約定代金取引手数料(税込)
20万円まで234円
30万円まで305円
50万円まで438円
100万円まで876円
200万円まで1,283円
300万円まで1,691円
300万円超100万円増加ごとに295円加算

信用取引手数料(1約定ごとプラン)

約定代金取引手数料(税込)
10万円まで97円
20万円まで143円
50万円まで187円
50万円超264円
※VIPプランは約定代金に関わらず0円

信用取引手数料(1日定額プラン)

約定代金取引手数料(税込)
10万円まで0円
50万円まで220円
100万円まで440円
200万円まで880円
300万円まで1,320円
300万円超100万円ごとに440円加算
※VIPプランは約定代金に関わらず0円

GMOクリック証券の手数料は、「1約定ごとプラン」「1日定額プラン」に分かれています。1日に何度も取引するデイトレードがメインの方は「1日定額プラン」の方が手数料を安く抑えることができます。プランはいつでも切り替えできるので自身の取引方法によって最適なプランを選びましょう。

取引ツール

パソコン

  • はっちゅう君
  • スーパーはっちゅう君
  • はっちゅう君FXプラス
  • はっちゅう君365
  • はっちゅう君CFD

スマートフォン

  • i click株
  • 株roid
  • GMOクリックFXネオ
  • iclick外為OP
  • iclickFX365
  • FXroid365
  • GMOクリックCFD
  • GMOクリック株BO

GMOクリック証券でパソコンで取引する場合は「はっちゅう君」という取引ツールを使います。「スーパーはっちゅう君」はフル板に対応していて板注文もできるので、スキャルピングにも対応しているデイトレーダー用の機能が充実しています。スマホアプリはiphoneとアンドロイドでそれぞれアプリが用意されていて、アプリで発注ができます。

取り扱い商品

  • 国内株式(現物・信用)・ETF・株主優待
  • 投資信託
  • 先物・OP
  • FXネオ
  • 外為OP
  • 365FX
  • CFD
  • 株BO(バイナリーオプション)
  • 債権
  • maneo

FXに強いGMOクリック証券は、株取引以外にも、FXや外為OP、バイナリーオプションなど幅広いサービスを扱っているので、株以外にもFXやBOに挑戦したいという方におすすめです。また、maneoは、貸付型のクラウドファンディングで、興味ある企業に出資できるというユニークな商品も扱っています。

maneoは現在取引口座の開設申し込み受付を停止しているようです。

IPOの件数が多い証券会社ランキング

IPO(新規公開株)は株式投資の中でも非常に人気が高く、狙っている人がとても多いです。

ですが、ネット証券ではIPOを取り扱っていない証券会社も多く、取り扱っていても、当選数が少ないので落選してしまうことがほとんどです。

SBI証券はネット証券としては珍しく、主幹事になる案件もあり、当選数も多いですが、IPOを狙っているという人は、ネット証券以外にも、大手の総合証券会社の口座も開設しておくと良いでしょう。

ここでは、2020年度のIPOの主幹事件数が多かった証券会社を一覧で紹介します。

順位主幹事件数証券会社
1位22件野村證券
同率1位21件みずほ証券
3位16件SMBC日興証券
4位15件大和証券
同率4位15件SBI証券
6位5件いちよし証券
7位2件三菱UFJモルガン・スタンレー証券
8位1件岡三証券
同率8位1件東海東京証券
同率8位1件エイチ・エス証券

主幹事件数が多い証券会社はそれだけ当選数が多いのでおすすめです。

野村証券が22回と一番多く、ついでみずほ証券、SMBC日興証券、大和証券が多いです。SBI証券はネット証券で15件の主幹事となっていて大和証券と同じ件数でした。

ネット証券でIPOを狙うならSBI証券の口座は開設しておいたほうが良いでしょう。

また、主要ネット証券のauカブコム証券は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のグループ会社なので、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が取り扱うのIPO銘柄のほとんどを取り扱っているため、ネット証券の中でもIPOに当選しやすいです。

野村證券

野村証券公式HP画像

IPOの取り扱いNO.1は、日本最大手の証券会社である野村證券です。

2020年のIPOの主幹事は22件と一番多く、引受幹事は19件で合計で41件の取り扱いがありました。

引受幹事の数は多くないですが、主幹事の件数が多いので、新規公開株の割り当て数が多く、当選しやすいものばかりなので、IPOに当選したいなら必ず開設しておいたほうがいい証券会社です。

主幹事件数引受幹事件数(委託含む)主幹事+引受幹事件数
22件19件41件

みずほ証券

みずほ証券公式HP画像

みずほ証券は野村証券に次いで、IPOの主幹事件数が多い証券会社です。

2020年は21件と、野村証券より1社少なかったですが、それでも証券会社の中ではトップクラスに多いです。

引受幹事数も41件と多く、様々なIPOに申し込みができるのも大きなメリットです。

主幹事件数引受幹事件数(委託含む)主幹事+引受幹事数
21件41件62件

SMBC日興証券

SMBC日興証券公式HP画像

SMBC日興証券は、2020年のIPOの主幹事件数が16件と3番目に多かった証券会社です。

引受幹事数を含めると52社となり、野村證券よりも抽選に応募できるIPO社数は多く、とてもIPOに強い証券会社です。

野村證券、みずほ証券と合わせてIPO目的で口座を開設しておいて損はしないでしょう。

主幹事件数引受幹事件数(委託含む)主幹事+引受幹事件数
16件36件52件

大和証券

大和証券公式HP画像

大和証券は国内で野村證券の次に大きな国内証券会社で、IPOの取り扱い件数も豊富です。

2020年は、主幹事件数が15件と4番目に多く、引受幹事は28件での取り扱いがありました。

野村證券、みずほ証券と比べると件数は少ないですが、余裕があれば口座を開設しておいて損はしないでしょう。

主幹事件数引受幹事件数(委託含む)主幹事+引受幹事件数
15件28件43件

デイトレード向けおすすめ証券会社ランキング

トレード画面

長期保有をしない、デイトレード中心の短期売買で投資をしたいという方は、デイトレードに適した証券会社を選ぶ必要があります。

デイトレードの特徴として、信用取引で短期間に何度も売買を行うため、信用取引の手数料が安いことが必須条件です。

手数料を比較して、さらに独自のデイトレード向けサービスや、取引ツールの利便性からデイトレードに向いている証券会社をランキング化して紹介します。

信用取引の手数料比較

スクロールできます
一日の約定代金SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券auカブコム証券
50万円まで0円0円550円0円0円
100万円まで0円0円550円1,100円0円
200万円まで1,278円2,200円約定金額が300万円ごとに2,750円増加2,200円0円
300万円まで1,718円3,300円約定金額が300万円ごとに2,750円増加100万円増えるごとに1,100円加算0円
300万円超100万円増えるごとに440円増加以降100万円増えるごとに1,100円増加約定金額が300万円ごとに2,750円増加100万円増えるごとに1,100円加算0円

主要ネット証券5社の信用取引手数料を比較すると、auカブコム証券が信用取引手数料が0円と圧倒的にお得なことがわかります。

その次にSBI証券、楽天証券が1日の約定代金の合計が100万円までは0円となっていて、松井証券も一日の約定代金の合計が50万円までは手数料は0円で取引できます。

100万円を超えてくるとどこも手数料がかかってきますが、100万円超の約定代金の場合はSBI証券が安いことがわかります。

特別な売り建て制度がある

証券会社によっては、一般信用や制度信用では空売りできない銘柄でも、空売りすることができるサービスもあり、デイトレードをする際にとても有利になります。

  • SBI証券 : HYPER空売り
  • 松井証券 : プレミアム空売り
  • 楽天証券 : いちにち信用

これらのサービスを利用することで、通常だと新規で売り建てできない銘柄を空売りすることができます。

これらの空売り制度を利用する際は、下記3点の注意が必要です。

  • 証券会社が指定した銘柄のみでしか利用できない
  • 銘柄ごとに在庫があり売り建てできる数が限られている
  • 別途追加で手数料が発生する

指定された銘柄の中で在庫がある状態で、手数料を払ってでも売り建てして利益が狙える自信がある場合は積極的に利用しましょう。

デイトレード向け証券会社ランキング

スクロールできます
順位証券会社手数料サービスツール
1位SBI証券HYPER空売りHYPER SBI
2位楽天証券いちにち信用MarketSpeed2
3位松井証券プレミアム空売りネットストック
4位auカブコム証券なしkabuステーション
5位マネックス証券なしマネックストレーダー

米国株取引におすすめの証券会社一覧

米国株の取扱がある証券会社一覧

アメリカの株式市場は世界最大で、apple、google、amazon、facebook、microsoftなどのGAFAMと呼ばれる超巨大企業に加え、将来の成長を期待できる有望株が数多くあるため、世界中の投資家が集まって売買をしています。

日本のネット証券も米国株に力を入れている会社があり、一部の証券会社では米国株や米国ETFを購入することができるようになっています。

ただ、証券会社によって手数料や取扱銘柄数、購入方法などに違いがあるので、ここではネット証券の米国株の取扱の有無と、取扱のある証券会社の米国株の、

  • 取扱銘柄数
  • 手数料
  • 購入方法

について比較して紹介します。

米国株の取扱

証券会社米国株の取扱
SBI証券
楽天証券
松井証券×
マネックス証券
auカブコム証券×
DMM.com証券

主要ネット証券の中ではSBI証券、楽天証券、マネックス証券が米国株を取り扱っています。松井証券とauカブコム証券は取扱がないため購入できません。

また、主要ネット証券5社以外に、DMM.com証券も取扱があるので、合計4社で米国株を購入することができます。

米国株取引におすすめの証券会社比較表

スクロールできます
証券会社取扱銘柄数手数料為替手数料特徴
SBI証券4,000銘柄以上最低0ドル〜最大22ドル
25銭・米国株専用アプリ「米国 株アプリ」
楽天証券約3,600銘柄最低0ドル〜最大22ドル25銭・iSPEED、MarketSpeed2で米国株も購入できる
マネックス証券4,000銘柄以上最低0ドル〜最大22ドル・買付時 0銭
・売却時 25銭
・銘柄要望受付サービス「シンボルプラス」
・トレードステーション米国株
DMM.com証券約1,000銘柄無料25銭・DMM株 STANDARDで購入できる
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